ウレタン樹脂は販売低調 大日精化工業の4~9月期

2025年11月13日

ゴムタイムス社

 大日精化工業の2026年3月期第2四半期決算は617億2300万円で前年同期比0・7%減、営業利益は41億400万円で同18・1%増、経常利益は44億8900万円で同19・7%増、四半期純利益は37億6400万円で同53・1%減となった。

 ポリマー&コーティングマテリアル事業の売上高は121億6700万円で同3・2%減、営業利益は13億7200万円で同18・5%減となった。ウレタン樹脂は、採用車種の販売不振により全体として低調に推移した。衣料品・服飾品業界のアウトドアウェア用途や産業資材業界向けの感熱記録用コーティング剤、情報電子業界向けのコーティング剤については、堅調に推移した。

 26年3月期通期の連結業績予想は前回発表から当期純利益を修正した。売上高が1273億円(前回発表据え置き)、営業利益が72億円(同据え置き)、経常利益は82億円(同据え置き)、当期純利益は69億円で同32・9%減(同61億円、増減率13・1%増)を予想している。

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