エンプラ事業は減収減益 ダイセルの4~9月期

2025年11月07日

ゴムタイムス社

 ダイセルの26年3月期第2四半期決算は、売上高は2771億1900万円で前年同期比4・3%減、営業利益は201億2100万円で同36・3%減、経常利益は203億7100万円で同33・7%減、中間純利益は188億200万円で同41・3%減となった。 

 セグメント別では、エンジニアリングプラスチック事業の売上高は1219億1500万円で同2・1%減、営業利益は114億7000万円で同24・5%減。減価償却費の増加や定期修繕費用の増加、為替影響(円高)などで減益となった。
 POMやPBT樹脂、LCPなどポリプラスチックスの事業は、POMは産業機器向けなどの販売数量減や為替影響があったが、POM以外のLCP(液晶ポリマー)やPPSの販売数量が増加。さらに販売価格の是正などで増収となった。一方、ダイセルミライズの事業は24年7月から樹脂コンパウンド事業を持分法適用会社ノバセルへ移管し減収となった。11月6日に開いたオンライン決算会見でポリプラスチックス事業について「POMは

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