インダストリー分野は減収減益 積水化成品4~9月期

2025年11月10日

ゴムタイムス社

 積水化成品工業の2026年3月期第2四半期決算は、売上高が657億1500万円で前年同期比4・8%減、営業利益は7億8000万円で同888・2%増、経常利益は2億800万円(前年同期は3億7800万円の損失)で、四半期純損失は34億6600万円(同3億7100万円の損失)となった。

 ヒューマンライフ分野の売上高は264億5800万円で同2・4%増、セグメント利益は16億1200万円で同150・6%増。住環境・エネルギー領域では、土木関連資材軽量は盛土工法、雨水貯留で工事物件の納入が重なり、売上は前年を上回った。

 インダストリー分野の売上高は392億5700万円で同9・2%減、セグメント利益は5億8200万円で同32・4%減となった。モビリティ領域では、自動車部材用途の売上は、日本で新モデルの量産遅れがあるも、北米での好調や価格改定効果もあり、全体では好調に推移した。医療・健康領域では、テクノゲルはゲルロールの北東アジア向け輸出は好調となった。

 通期の連結業績予想は、売上高が1140億円で同16・8%減、営業利益が23億5000万円で同266・5%増、経常利益が16億円、純利益は0円を見込んでいる。

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