バルカーの26年3月期第2四半期決算は、売上高が270億8100万円で前年同期比10・0%減、営業利益が31億8300万円で同8・8%増、経常利益が30億8100万円で同2・0%減、中間純利益が25億5100万円で同27・7%増となった。
セグメント別では、シール製品事業の売上高は202億6100万円で同1・5%増、セグメント利益は31億4700万円で同32・8%増となった。シール製品事業は、プラント市場向けで設備メンテナンス件数減少の影響を受けたものの、先端産業市場向け高機能シール製品の販売が高水準に推移したことにより増収増益となった。
機能樹脂製品事業の売上高は68億1900万円で同21・4%減、セグメント利益は3600万円で同91・2%減となった。機能樹脂製品事業は、先端産業市場向けのフッ素樹脂加工品の販売が大きく減少したことに加え、プラント市場向けのフッ素樹脂タンク・バルブなどの需要の調整が続き、減収減益となった。
26年3月期通期業績予想は、売上高620億円で前期比3・1%増、営業利益70億円で同23・5%増、経常利益70億円で同16・7%増、当期純利益48億円で同2・6%増を予想している。
2025年11月06日
