住友理工の26年3月期第2四半期決算は、売上高が3163億3300万円で前年同期比2・3%増、事業利益は194億8900万円で同12・6%増、税引前利益は181億1200万円で同15・2%増、中間利益は117億2300万円で同16・9%増となった。
セグメント別にみると、自動車用品の売上高は2874億9200万円で同3・0%増、事業利益は180億7100万円で同22・6%増となった。 外部顧客への売上高は、円高の進行による為替換算の影響があったものの、主要顧客による増産の影響により増収となった。事業利益は、取引条件の適正化や売上増加、生産効率の向上により増益となった。
一般産業用品の売上高は288億4200万円で同3・8%減、事業利益は14億1800万円で同44・9%減となった。外部顧客への売上高は、プリンター向け機能部品の主要顧客による生産台数減少や、橋梁用ゴム支承の受注減少により減収となった。事業利益は主にプリンター向け機能部品及び橋梁用ゴム支承の売上減少により減益となった。
所在地別にみると、日本の売上高は1256億円で同3・8%増、事業利益は61億円で同6・4%増、米州の売上高は1037億円で同5・9%増、事業利益は62億円で同44・0%増、アジアは899億円で同3・9%減、事業利益は81億円で同7・8%減、欧州その他の売上高は345億円で同2・0%増、事業損失は13億円(前年同期は18億円の損失)となった。
26年3月期通期の業績予想は、前回発表を修正した。売上高6200億円(前回発表6150億円、増減率0・8%増)、事業利益410億円(同400億円、同2・5%増)、税引前利益は350億円(据え置き)、当期利益212億円(同205億円、同3・4%増)を見込んでいる。
2025年11月05日
