豊田合成の26年3月期第2四半期業績は、売上収益が5356億4500万円で前年同期比3・8%増、営業利益は329億2000万円で同14・0%増、税引前利益は357億400万円で同41・0%増、中間利益は277億3000万円で同52・3%増となった。
売上収益は、顧客の生産台数増加等により増加となった。利益は米国の関税影響はあるものの、増販効果や原価改善等により増益となった。
地域別では、日本の売上収益は2224億円で同6・4%増、営業利益は76億円で55・1%増となった。売上収益は顧客の生産台数増加等により増加、営業利益は原価改善等により増益となった。
米州の売上収益は2074億円で同3・3%増、営業利益は140億円で同1・6%減となった。売上収益は顧客の生産台数増加等により増収。営業利益は増販効果等はあるものの、米国の関税影響等により増益となった。
欧州・アフリカの売上収益は156億円で同5・7%減、営業利益は9億円で同33・9%減となった。売上収益は顧客の生産台数減少等により減収。営業利益は減販影響等により減益となった。
中国の売上収益は424億円で同10・2%減、営業利益は8億円で320・3%増となった。売上収益は、顧客の生産台数減少等により減収。営業利益は原価改善や固定費の削減等により増益となった。
アジアの売上収益は700億円で同6・6%増、営業利益は66億円で同13・4%増となった。顧客の生産台数増加等により増収、営業利益は、増販効果や原価改善等により増益となった。
26年3月期通期業績はについては顧客の生産台数の増加等を反映し、売上収益・利益の予想を上方修正した。売上収益1兆500億円(前回発表1兆円、増減率0・5%増)、営業利益600億円(同550億円、同9・1%増)、税引前利益640億円(同580億円、同10・3%増)、当期利益430億円(同380億円、同13・2%増)を見込んでいる。
