東洋紡エムシーがプロダクトロニカに出展 低圧成形封止材など展示

2025年11月06日

ゴムタイムス社

 東洋紡エムシーは11月4日、東洋紡STCとともに、2025年11月18~21日にドイツ・ミュンヘンで開催される「productronica2025」に出展すると発表した。同社は、車載やFA機器等の電子部品、センサーなどの封止に使用される低圧成形封止材「バイロショット」を展示する。
 「productronica2025」は、世界有数のエレクトロニクス分野の展示会となる。5つのゾーンで構成され、同社は「PCB&EMS Cluster」ゾーンに出展する。
 「バイロショット」は、プリント基板や電子部品の保護が可能な低圧成形封止材で、電子分野、自動車分野などで防水、防塵のための封止材として使用される。流動性が高く、低い圧力で成形できるため電子部品への負荷を抑制できる。また、冷却・硬化時間が短いため、従来の2液硬化系樹脂と比較して、生産性が大幅に向上する。
 展示ブースでは、「バイロショット」を用いて封止した成形品を展示し、柔軟性・薄肉成形性・流動性・長期耐久性などの特長をアピールする。
 出展する製品は、低圧成形封止材「バイロショット」、「productronica2025」の会期は、2025年11月18~21日の9~18時(最終日のみ16時まで)、会場はドイツ・ミュンヘン見本市会場、ブース番号はB3・376(東洋紡STCブースに出展)、主催はMesse Muenchenとなる。

バイロショットで封止した成形品

バイロショットで封止した成形品

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー