旭化成は10月27日、富士支社が、令和7年度高圧ガス保安経済産業大臣表彰において「優良製造所」を受賞したと発表した。
高圧ガス保安経済産業大臣表彰は、経済産業省が高圧ガス保安に関し、高圧ガスによる災害防止のため日々の努力を重ね、著しい成果を収めた事業所や、長年にわたり極めて顕著な功績を上げた保安功労者等に対し表彰をするものとなる。今回、同支社が受賞した「優良製造所」は、高圧ガス製造施設の構造、設備および製造の方法に関し、保安上の措置が特に優れている事業所が表彰される。
同支社では、同社グループ独自のリスクアセスメント手法を活用、潜在リスクを特定し、設備の設計や安全対策に反映している。また、設備点検の徹底や保安教育の充実化を行い、異常早期発見や事故を未然防止できるよう継続的な自主保安活動に取り組んできた。今回の受賞は、長きにわたり安全実績を上げていったことが評価されたものと考えている。
同社グループは、「世界の人びとのいのちとくらしに貢献する」グループミッションに基づき、あらゆる事業活動において、健康、保安防災、労働安全衛生、品質保証および環境保全を経営の最重要課題と認識し、開発から廃棄に至る製品ライフサイクルのすべてにわたり配慮するという環境安全・品質保証・健康経営方針を掲げている。
今後も従業員と地域社会の安全確保を最優先に考え、災害・事故防止を図るとともに、関係監督官庁および高圧ガス保安協会の指導を仰ぎながら、安定操業および保安防災力向上に努めていく。
2025年10月29日

