ニッタは10月17日、タクタイルセンサ分野で世界的に高い評価を受ける米国TEKSCAN社の足圧分布測定システム『FーScan GO』の国内販売を開始したと発表した。
同社はこれまで、ユーザーの多様なニーズに応えるべく、超薄型センサユニットの開発や「フットビュー」シリーズの展開を通じて、医療機関を中心に幅広い分野で愛用されてきた。この度新たに発売する『FーScan GO』は、TEKSCAN社の最新技術を搭載した足圧分布測定システムとなる。
『FーScan GO』の主な用途は、バイオメカニクス研究、歩行分析・下肢機能の可視化、足部ケア・臨床応用(足病・糖尿病ケア等)、スポーツ医学・パフォーマンス評価となる。
新製品『FーScan GO』の主な特長は以下の通りとなる。
1点目は、完全ワイヤレス化による高い自由度である。『FーScan GO』は完全ワイヤレスでの測定を実現した。これにより、測定対象者の動きをより自然な状態で計測でき、歩行やスポーツなど多様なシーンでの活用が可能となる。
2点目は、軽量・コードレス設計である。軽量かつコードレスで、屋内外を問わずあらゆる環境で自由に測定できる。
3点目は、業界最高水準のセンサとなる。センサは0・28mmの超薄型で、最大966セルの高解像度。足や靴の形状に合わせてトリミングでき、フィット感と測定精度を両立している。
4点目は高機能ソフトウェアとなる。高解像度センサと連携し、靴内の圧力を正確に測定できる。直感的なインターフェースにより、データの収集・分析・表示を効率的に行える。臨床用「Foot VIEW」と研究用「Foot VIEW PRO」の2種類のソフトウェアを用意し、用途に応じた最適な解析が可能となる。
5点目は、多用途・高い汎用性である。医療・研究・スポーツ分野など、幅広い用途で活用可となる。
販売開始日は、9月29日となる。
2025年10月20日

