東レは10月16日、ユニフォーム用素材の展示会「2025年東レユニフォーム総合展」を東京、大阪、福岡の3拠点で開催すると発表した。
展示会のテーマは「UNIFORM ENERGY for nextage」、キーワードは「Moving Waving&Being with TORAY」となる。
「素材には、社会を変える力がある。」の考えのもと、次世代(nextage)に向けた同社の最新の高機能素材を紹介する。
同展示会では、「作業者の安全性」および「着用者の快適性」を第一に開発を進めた、高機能ユニフォーム素材・製品を紹介する。特に近年、酷暑の長期化により関心が高まっている「暑熱対策素材」に注力し、遮熱性・通気性・吸汗速乾性などの機能を一層強化し、快適な着用感を追求した最新テキスタイルの開発を進めてきた。
同社は、現場で働くユーザーの作業環境の向上と、働きやすさへの貢献を目指していく。
また、循環型社会の実現を目指し、リサイクル素材や植物由来素材を使用したユニフォーム事業の構築に取り組んでいく。
展示会テーマは、UNIFORM ENERGY for nextage、~Moving Waving&Being with TORAY~、開催日時は、東京10月22日~10月24日10時~17時、大阪10月30日~10月31日10時~17時、福岡11月11日10時~17時、開催場所は、同社本社25階特設会場(東京都中央区日本橋室町)、同社大阪本社31階Pルーム(大阪市北区中之島)、福岡天神ビル11階(福岡県福岡市中央区天神2ー12ー1)となる。
主な出展品目は4点。
1点目は、リサイクル原料使用素材「&+」、植物由来原料使用素材「エコディア」。リサイクルポリエステル繊維「&+」、部分植物由来ポリエステル繊維「エコディア」を特殊加工した高機能糸・テキスタイルを紹介する。
2点目は、着用快適性に優れたストレッチ性とストレッチバック性「Lightfix」。今までのユニフォーム用ポリエステル素材にはないストレッチ性とストレッチバック性は様々な職場環境で作業性を向上させる。
3点目は、ナノスケールのせんいテクノロジーで、世界の人々のワクワクをデザインする「NANODESIGN」。「NANODESIGN」は、同社が開発した革新的な複合紡糸技術となる。繊維の細さや形を、ナノレベルで制御することで、今まで不可能だった機能・質感を持った全く新しい繊維を創り出すことが可能になった。
今回の展示会ではユニフォームの枠にとらわれず、同社の他部署と連携した素材も紹介する。
4点目は、同社独自の特殊仮より原糸を用いた清涼素材「シャミラン」。ユニフォーム用途で長年採用されてきたシャミランをリブランドした。高い通気性に加え、吸水速乾性と麻のようなシャリ感を備えた、暑熱対策素材を紹介する。
2025年10月20日
