ブリヂストンは10月15日、同社のトラック・バス用オールシーズンタイヤ「M899」、およびグループ会社であるブリヂストンサイクルのロードバイク「ANCHOR RE8」が「2025年度グッドデザイン賞」を受賞したと発表した。なお、「ANCHOR RE8」は、「私の選んだ一品」にも選出された。
今回グッドデザイン賞を受賞した「M899」と「ANCHOR RE8」は、それぞれ以下のような価値創造をコンセプトにデザインされた。
「M899」はトラック・バス用オールシーズンタイヤで初めて商品設計基盤技術「ENLITEN」を搭載することにより、新品でのライフ性能だけでなくリトレッドを含めたトータルでのライフを向上、加えて、耐偏摩耗性・ウェット性能を車型に応じてエッジを効かせることで、ユーザーの経済性/安全性と環境性能を高次元で両立している。リトレッドと連携し、タイヤ一本一本を使い切ることでタイヤ一本当たりの価値を最大化し、サーキュラーエコノミーの実現へ貢献することをコンセプトとしてデザインしている。
「ANCHOR RE8」は、空力・剛性・重量の3要素を高次元でバランスさせることで、「コンフォートモデルの特性」と「レースモデル並みの走行性能」を両立し、「快適なのに速く進む」独自の走りを結実させた次世代コンフォートロードバイクとなる。商品コンセプトである「走るエリアを拡げるロードバイク」を感じさせることを目指し、自然と都会をイメージした2色を山の稜線をイメージした「RIDGE PATTERN」で繋げ、ライドシーンと調和するグラフィックを採用している。なお、日本国内におけるその年を代表するスポーツ自転車を選ぶアワード「日本バイシクル・オブ・ザ・イヤー2025」も受賞している。
同社は、経営・事業戦略と連動したデザインの追求により、イノベーションを創出することで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」に掲げる8つの価値を創出し、持続可能な社会を支えることにコミットしていく。


