東レは10月15日、同社が開発・販売する家庭用浄水器「トレビーノRPT307SLV」が、2025年度グッドデザイン賞(主催:日本デザイン振興会、2025年10月15日発表)を受賞したことを発表した。
本製品は、JIS規格16項目除去の高除去性能を備えながら、素早くろ過する「スピード浄水」を実現し、さらに半年間カートリッジ交換不要の長寿命(交換目安600L/約6か月)を実現したポット型浄水器である。デザイン面では、冷蔵庫のドアポケットや小型冷蔵庫にもすっきり収まるコンパクトな設計を採用している。
今回の受賞に際しては、以下のような評価コメントが寄せられた。
「普及率、品質ともに優れた日本の水道水を浄水器を用いて、飲用や調理に使う事はとても合理的である。この製品はユーザーの声を丁寧に拾い上げる事で、冷蔵庫内に無駄なく収まる本体部のデザインは既存モデルを継承し、濾過材や構造にまで踏み込んでカートリッジの改善に注力した点を評価した。高い浄水性能はそのままに、カートリッジの寿命を3倍にまで高め、交換頻度が1年に6回から2回程度にまで低減した事は、ユーザーにとってメリットが非常に大きいはずだ」
このように、ユーザー目線に立った製品設計が高く評価され、今回の受賞につながった。

