東洋紡エムシーが研究開発拠点建設 機能樹脂製品の製品開発力強化

2025年10月15日

ゴムタイムス社

 東洋紡エムシーは10月14日、滋賀県大津市の同社堅田サイトに、共重合ポリエステル樹脂「バイロン」をはじめとする機能樹脂製品の新たな研究開発拠点を建設すると発表した。
 2026年8月31日の竣工に向けて、2025年10月9日に地鎮祭を執り行った。使用開始は2027年1月を予定している。
 「バイロン」は、耐熱性や接着性、柔軟性に優れる共重合ポリエステル樹脂で、フレキシブルプリント配線板用接着剤や塗料・コーティング剤、低圧封止材(製品名「バイロショット」)などに用いられている。今後も電子材料分野において用途拡大が期待されることから、製品開発力を強化すべく、このたび研究棟を新設することとした。新研究棟には「共同実験スペース」を設けて、社内外とのオープンイノベーションを促進し、技術革新を加速させていく。

新研究棟の完成イメージ図

新研究棟の完成イメージ図

実施された地鎮祭

実施された地鎮祭

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