ミシュランの日本法人である日本ミシュランタイヤは10月9日、「グローバル ミシュランキー セレクション」を発表した。昨年、世界15の主要旅行先でミシュランキーの導入を開始した後、ミシュランガイドのインスペクターは世界中の7000軒以上の宿泊施設を調査し、特に優れた滞在体験を提供する施設を選定した。
「ミシュランキー」は、ミシュランガイドのレストランにおける「星」のように、世界の優れた宿泊施設を示す指標である。ミシュランガイドのデジタルサイトを通じて、厳選されたレストランやホテルの予約が可能となる。
今回、初のグローバルセレクションにて世界各地で合計2457軒の宿泊施設がミシュランキーとして掲載となった(1ミシュランキー:1742軒、2ミシュランキー:572軒、3ミシュランキー:143軒)。発表内容は、10月8日(現地時間)フランス・パリ装飾芸術美術館(Musee des Arts Decoratifs)で開催した式典およびミシュランガイド公式ウェブサイト・アプリ上で公開し、オンライン上でコンシェルジュサービスやVIP特典を含む、シームレスで記憶に残る予約体験が可能となっている。
さらに今回、ミシュランガイドはミシュランキーに加え、印象的な建築とインテリアデザインで滞在を豊かなものにする宿泊施設に贈られる「ミシュランアーキテクチャー&デザインアワード」など4つのスペシャルアワードを新設し、従来の枠を超えた卓越した取り組みを称えた。
ミシュランガイド・インターナショナルディレクターであるグウェンダル・プレネック氏は、「創刊から125年、ミシュランガイドはホスピタリティの世界において『卓越』の定義を刷新する。ミシュランの星が世界最高のレストランを称えるように、ミシュランキーは、デザイン・サービス・ロケーションすべてが忘れがたい瞬間を生み出す、真に特別な滞在を提供する宿泊施設を称える。ミシュランキーにより、ミシュランガイドは新たな基準を確立し、専門性を活かした現地調査に基づき世界中から最高の宿泊施設を選定した。象徴的なリゾート、歴史ある都市型ホテル、隠れ家的な宿まで、ミシュランキーは、旅人に感動と発見をもたらす、信頼できるガイドとなる」とコメントしている。

