アズビルは10月7日、2025年10月15~17日にシンガポールで行われる第8回「Industrial Transformation ASIAーPACIFIC」に出展することを発表した。
ITAPは世界最大級の産業見本市「ハノーバーメッセ」の提携イベントとして開催される。アジア太平洋地域で「テクノロジーで未来を切り拓く」をテーマに、複雑なサプライチェーンやエネルギー需要への対応、柔軟な運用体制の構築など、製造業が直面する課題解決に向けた最新技術が紹介される。
同社は「進化と共創を加速するオートメーション」をテーマに、AIやビッグデータなど先進技術を活用した包括的なソリューションを展示する。これらのソリューションは、予防保全、エネルギーの最適化、安定運用を実現し、工場・プラントやビルにおける現場作業の効率化、運営や生産性向上を支援する。さらに会場では、10月に発売を開始した新調節弁「6000シリーズ」をはじめとしたコントロールバルブ、ポジショナ、メンテナンス・バルブ解析診断サービスなどの関連技術を統合した「CVトータルソリューション」についてのプレゼンテーションを実施。プラント操業における効率化や信頼性向上に寄与するソリューションを紹介する。
同社はITAPを東南アジアやインドでの協業を強化するための重要な手段の一つとして位置付けている。同社グループの理念である「人を中心としたオートメーション」の下、持続可能な社会へ「直列」に繋がる貢献ができる技術とサービスを顧客に提供していく。

