旭化成が製造・販売するポリアセタール樹脂(POM)「テナック―C ISCC PLUS認証グレード」が、産業用金物・工業用金物メーカーのタキゲンの「バイオ樹脂フラットトルクヒンジ(BP―150―Bio)」の本体材料として採用された。
「バイオ樹脂フラットトルクヒンジ(BPー150―Bio)」は、マスバランス方式のISCC PLUS認証ポリアセタール樹脂である「テナック―C ISCC PLUS認証グレード」を採用し、環境に配慮したトルクヒンジ。従来品「フラットトルクヒンジ(BP―150)」と同じ寸法で設計されており、従来品と同等に、扉や蓋を任意の角度で保持できる機能や調整ボルトを回すことによるトルク変更の機能も備えている。このため、従来品から筐体設計の変更なく導入することが可能としている。
旭化成のPOM「テナック/テナック―C ISCC PLUS認証グレード」は、優れた摩擦・摩耗特性、強度・剛性、耐油・耐有機溶剤性など、従来の石油化学由来のPOMと同等の性能を保持しながら、CFP(カーボンフットプリント)の最大約50%削減を実現している。
なお、バイオ樹脂フラットトルクヒンジ(BPー150―Bio)は、25年7月10日よりタキゲンの公式オンラインストア他で販売を開始している。

