ショーワグローブは最高水準の耐切創性(耐切創レベルF)と優れた柔軟性を兼ね備えたポリウレタン製手のひらコート手袋「S-TEX Alpha XC520」とニトリルゴム製手のひらコート手袋「S-TEX Alpha XC820」を2025年10月より発売した。
近年、労働災害に対する意識の高まりとともに、作業員の安全確保は企業の最重要課題のひとつになっている。切創リスクを伴う現場では、安全性と作業効率の両立が求められている。危険な現場においても「作業のスピードや精度を落とさずに安全に作業を行いたい」「不快感を感じることなく、集中して作業に取り組みたい」というニーズがある。これを受け同社では、作業性・柔軟性を極力損なわず、耐切創レベルFを持つことをミッションとして、商品開発に着手した。
2商品は18ゲージという高いゲージ数を実現し、指先感覚を活かした繊細な作業を可能にしながら、耐切創レベルFという最高水準の安全性を両立。さらに、タッチパネル操作に対応することで、作業の中断を防ぎ、生産性の向上に貢献するとともに、未着用時のケガのリスクを軽減する。
S―TEX Alpha XC520のサイズはS・M・L・XL。カラーはグリーン。素材(樹脂部)はポリウレタン。素材(繊維部)はポリエチレン、金属繊維、ポリエステル、ナイロン、その他。
主な特徴は、繊維部に高強度ポリエチレン糸とタングステン糸を使用し高い耐切創レベルを実現。18ゲージ・シームレス編みにより、薄く手にフィットする。手袋を着用したままタッチパネルを操作できる。手のひらに発泡ポリウレタンをコーティングし、高いスベリ止め効果を発揮し、透湿性にも優れる。背抜きのため、通気性に優れてムレにくく、快適な作業を実現している。
S―TEX Alpha XC820のサイズはS・M・L・XL。カラーはグリーン。素材(樹脂部)は合成ゴム(ニトリルゴム)。素材(繊維部)はポリエチレン、金属繊維、ポリエステル・ナイロン、その他。
主な特徴は、繊維部に高強度ポリエチレン糸とタングステン糸を使用し、高い耐切創レベルを実現。18ゲージ・シームレス編みにより、薄く手にフィットする。塗装前の金属製品などへのシリコーン含有物の転写を抑制。手のひらにニトリルゴムをコーティングし、耐油性・耐摩耗性に優れる。発泡樹脂コーティングと独自のプレス加工「S-press仕上げ」により、高いスベリ止め効果を発揮する。

