住友理工が統合報告書発行 持続可能な社会に向けた価値づくり

2025年10月03日

ゴムタイムス社

 住友理工は9月30日、全てのステークホルダーに、同社グループの中長期的な企業価値向上に向けた取り組みへの理解を深めてもらうことを目的とし、「統合報告書2025」を発行した。

 「統合報告書2025」では、同社グループ創立100周年となる2029年を節目とする経営ビジョン「2029年住友理工グループVision(2029V)」への取り組みと、今年度が最終年度となる中期経営計画「2025住友理工グループ中期経営計画」の進捗を報告している。

 今回、報告書の制作にあたり、2029Vの実現に向けた方向性の1つ「持続可能な社会に向けた価値づくり」をテーマに、社長と社外取締役とのダイアログを実施した。ダイアログでは、「価値づくり」の継続には、同社の技術力を生かした品質向上と信頼獲得、現場の声を起点とした本音での対話ができる企業文化の持続的な醸成が重要であるとの認識を両者で共有し、その様子を掲載している。また、価値共創により社会課題解決を目指す同社グループの方針に基づいた活動について報告しており、特に、価値づくりの源泉である知的財産において、同社の考え方やデータを一層拡充している。

 同社グループは、世界中で必要とされる「Global Excellent Manufacturing Company」への飛躍に向け、今後もステークホルダーとの対話を一層深めるとともに積極的な情報発信に取り組んでいくとしている。

「統合報告書2025」の表紙

「統合報告書2025」の表紙

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