旭化成ホームプロダクツは10月１日、冷凍した肉や魚を上手にレンジ解凍できる「クックパーレンジで解凍マット」を同日より全国で新発売すると発表した。
生活者の中で食材の冷凍保存が定着する一方、多くの人が電子レンジ解凍の失敗（解凍ムラ、加熱しすぎ、ドリップによるうま味の流出）を経験している。「クックパーレンジで解凍マット」は、「解凍に時間や手間がかかる」、「冷凍すると食材の品質が落ちる」といった課題を解決し、毎日の食事作りをより手軽に、より美味しくサポートする。
電子レンジでの解凍が失敗しやすいのは、マイクロ波が食材中の水分に直接作用し、加熱が一部に偏ってしまうためとなる。同製品は、この課題を「ジェル状のマット」で解決する。
冷凍食材をジェル状の解凍マットではさむことで、マイクロ波は直接食材に当たらず、まずマット内のジェルをじんわりと温める。
温まったジェルが、食材の上下からやさしく均一に熱を伝えることで、急激な温度上昇によるドリップの流出や、加熱ムラを抑制する。
このメカニズムにより、豚バラ肉２００ｇの場合、レンジ加熱計４分（５００Ｗで２分×２回）と余熱放置10分という短時間で、まるでじっくり解凍したかのようにドリップの流出を抑え、食材のうまみを残した解凍状態を実現する。
使い方はとてもシンプル。誰でも失敗なく、上手に解凍できる。薄く平らに（厚さ１～２ｃｍ）冷凍した食材を、ジッパー付きバッグに入れたまま解凍マットではさむ。（ジッパーの封は開ける）解凍マットを平らにならし、パッケージに記載の時間を目安に、電子レンジで加熱する。解凍マットごと裏返す。裏返した後、もう片面も同様に加熱する。食材を解凍マットにはさんだまま電子レンジから取り出し、記載の時間通りに放置する。余熱でじんわりと解凍が進み、ムラなく仕上がる。
発売に先駆けて、日常的に食材を冷凍し、調理に使っている25歳～69歳の男女１０４名を対象にホームユーステストを実施した。参加者からは「ムラなく解凍できるのが感動レベル」「ドリップがほどんどでない状態で解凍できたことは本当に驚き！」といった声をもらい、これまで多くの人が不満に感じていた電子レンジ解凍の課題を、高いレベルで解決できることが示された。
クックパーレンジで解凍マット
使用例
クックパーシリーズ
