住友化学、勝ち筋事業で成長軌道に回帰 農薬・半導体・再生医療に注力 

2025年10月02日

ゴムタイムス社

 住友化学の水戸信彰社長は、9月25日に開催した経営戦略説明会で「当社の強みである有機合成技術をベースにした勝ち筋事業に徹底的にこだわり、成長軌道に戻す」と言及した。
 説明会の冒頭、水戸社長は「当社を支える農薬や半導体材料、医薬品CDMOなどの多くが有機合成技術に基づいて製造されている。これら材料が含まれるアグロ&ライフソリューション、ICT&モビリティーソリューション、アドバンスドメディカルソリューションエッセンシャル&グリーンマテリアルズの各セグメントで勝ち筋のある事業に集中していく」と説明した。
 ICT&モビリティーソリューションでは、半導体材料(フォトレジスト、高純度ケミカル)とディスプレイ材料を勝ち筋事業に定め、それぞれ打ち手を講じていく。  

 半導体材料のフォトレジスト

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