デンカは9月30日、同日に「デンカレポート2025統合報告書」を発行したと発表した。
同報告書は、株主や投資家をはじめとした全てのステークホルダーの方々へ、ESG経営の観点から中長期的な価値創造に焦点を当て、総合的な企業情報を伝える統合報告書となる。
今年度は「企業価値の最大化」をテーマとして、報告書全体を「事業によるキャッシュ創出」「資本コストの最小化(信頼性を向上する仕組・体制)」「将来に向けた成長率の向上(成長の原動力である無形資産の強化)」の3つに分けて、「デンカの企業価値」最大化を目指す取り組みを説明している。
主な記事としては、アナリストと社外取締役との座談会記事、米国子会社DPEのクロロプレンゴム製造設備に関する状況、TCFD(気候関連財務情報開示タスクフォース)およびTNFD(自然関連財務情報開示タスクフォース)に基づく環境経営の情報開示、社員意識調査等に基づく人財価値創造の各施策、人権尊重、統合リスクマネジメント等について報告している。
同社は、同報告書やサステナビリティサイトなどを通じて情報発信に努めながら、ステークホルダーの方々とのコミュニケーションを深めるとともに、「化学の力で世界をよりよくするスペシャリストになる。」というパーパスのもと、世界に誇れる化学で、人々の暮らしと社会に貢献し続ける。
2025年10月02日

