ゴムタイムス社は11月13日、「カーボンナノチューブ（ＣＮＴ）複合材料の分散技術と機能性向上の最新動向」をテーマにＷＥＢ限定セミナーを開催します。
カーボンナノチューブは、優れた特性を持つナノ材料であり、さまざまな分野での応用が期待されています。近年では特に電極材料としての大量利用が進んだことにより、合成技術が大きく進歩し、価格も実用化可能なレベルにまで下がってきました。本セミナーでは、カーボンナノチューブの性能を最大限に引き出すためのプロセス技術と、応用展開の方向性について、わかりやすくご紹介します。
〇セミナー開催日時 25年11月13日10時30分～16時30分。
〇講師 阿多誠介（産業技術総合研究所化学プロセス研究部門機能材料プロセス研究グループ 研究グループ長）。略歴 大学院修了後、２０１０年より産業技術総合研究所に勤務。ＮＥＤＯプロジェクトや企業連携を通じてＣＮＴの実用化研究に従事。２０１９年には独フラウンホーファー研究所に１年間滞在し、ＣＮＴ研究を実施。
〇受講料は４万５０００円／１人（税別）。申し込みはゴムタイムスＷＥＢから。
〇当日のプログラム。１ はじめに、１ー１ ＣＮＴの特徴、１ー２ ＣＮＴの合成法による違い、１ー３ 実用化に適したＣＮＴとは？、２ 分散と分配、２ー１ ＣＮＴに適した分散手法、２ー２ 分散の基本指針、２ー３ 分散状態の評価、３ 成形加工、３ー１ ゴム材料の成形加工、３ー２ 射出成形における課題、４ 用途、４ー１ 導電性を生かした用途、４ー２ 熱伝導性は上がるのか？、４ー３ 酸化防止剤料としてのＣＮＴ、５ まとめ。
