ブリヂストンは9月24日、同社がモーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」でサポートしている「YARTーYAMAHA」が、世界最高峰の2輪耐久レースであるFIM世界耐久選手権(EWC)において2025年のシリーズチャンピオンを獲得したと発表した。
ブリヂストンタイヤ装着チームによるEWCシリーズチャンピオン獲得は、5年連続、6度目となる。さらに、同じく同社がサポートする「Yoshimura SERT Motul」がシリーズ2位、「BMW MOTORRAD WORLD ENDURANCE TEAM」が3位、「Kawasaki Webike Trickstar」が4位を獲得し、上位4位を独占する同社初の快挙を成し遂げた。
同社は、2017年よりEWCにフル参戦するチームを、高いグリップ力と耐久性、ハンドリングのしやすさを兼ね備えた「BATTLAX」ブランドのタイヤでサポートしている。今シーズンにおいて、同社がサポートする「YARTーYAMAHA」は、ランキング首位で最終戦のボルドール24時間耐久レース(フランスのポール・リカール・サーキットで開催)に臨み、2位となり、EWCシリーズチャンピオンを獲得した。また、この結果により、ブリヂストンタイヤを装着したチームが、2023年の初戦から3シーズンにわたり、12戦連続でEWCにて優勝を飾った。
同社は、「タイヤは生命を乗せている」を大原則に、「極限への挑戦」であるモータースポーツを「走る実験室」と位置付けている。2輪用タイヤ開発においても、EWCレースにおけるタイヤの使用状況やライダーの声を大切に、必要な性能の向上に取り組んでいる。これらの活動を通じて、「BATTLAX」をはじめとする市販用タイヤの開発を次のステージへと進化させていく。
同社は、レースを楽しみ、勝つことにこだわり、持続可能なモビリティ社会を支えていくという情熱を込めたメッセージ「Passion to Turn the World(世界を変えていく情熱)」のもと、サステナブルなグローバルモータースポーツ活動を強化している。モーターサイクル用プレミアムタイヤブランド「BATTLAX」の「断トツ商品」とともに、安心・安全で楽しいモーターサイクル文化やモータースポーツ文化の発展に貢献していくことで、企業コミットメント「Bridgestone E8 Commitment」で掲げる「Emotion心動かすモビリティ体験を支えること」にコミットし、10年後、20年後にも「走るわくわく」を提供しつづけていく。
2025年09月25日


