ダンロップタイヤが供給継続 ST1000クラスで2028年まで

2025年09月17日

ゴムタイムス社

 住友ゴムグループのダンロップタイヤは9月16日、日本モーターサイクルスポーツ協会が主催する「全日本ロードレース選手権シリーズ」および「地方ロードレース選手権シリーズ」のST1000クラスに対し、ワンメイクタイヤ供給を2028年まで継続すると発表した。
 ST1000は市販用リッターバイクをベースに、改造範囲が制限された市販状態に近いマシンを使用する。世界耐久選手権「SST」やアジアロードレース選手権「ASB1000」などのレギュレーションにも近く、グローバルな視点でも魅力的なクラスとなる。同社はST1000クラスが発足した2020年からワンメイクでタイヤを供給してきた。今後もレースに参戦するライダーを足元から支え、モータースポーツの発展に貢献していく。
 ワンメイク供給期間は、2026年~2028年の3シーズン(2020年より、9年間にわたりワンメイクタイヤメーカーとして継続供給となる)、対象レースは、全日本ロードレース選手権シリーズST1000、地方ロードレース選手権シリーズST1000、クラス名称は、ST1000 DUNLOP OFFICIAL TYRE SUPPLIER、指定タイヤは、ドライ用タイヤ、用途フロント、商品名KR149、サイズ120/70R17、用途リア、商品名SPORTMAX SLICK、サイズ200/60R17、ウエット用タイヤ、用途フロント、商品名KR189、サイズ120/70R17、用途リア、商品名KR405、サイズ190/60R17となる。

全日本ロードレース選手権ST1000の様子

全日本ロードレース選手権ST1000の様子

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