帝人フロンティアは９月４日、国内外のデジタルマーケティング活動を強化するために、グローバル市場で対応可能なマーケティング機能を備えたウェブサイトを新たに開設し、９月３日から運用を開始したと発表した。
近年、国内およびグローバル市場において情報収集や営業活動のデジタルシフトが加速している。同社でも、商社とメーカーのリソースを併せ持つ独自のビジネスモデルから生み出される様々な製品・サービスを、より多くの顧客に提供するために、効率的かつ的確に顧客ニーズに対応するデジタルプラットフォームの構築が必要だった。
こうした中、同社は、デジタル空間上に、自社グループの特長や強みと提供可能なソリューションを再現したマーケティングサイトを新たに開設した。
今後、「商社×メーカー×デジタル」の三位一体による新たなマーケティング戦略をグローバルに展開することで、ブランド認知の拡大、リード顧客の獲得、および取引案件の創出に繋げ、さらなる成長戦略を推進する。
今回新設するマーケティング機能を備えたウェブサイトの特長は５点。
１点目は、グループ内の様々な企業サイト、製品サイトと横断的にリンクした情報の提供が可能となる。
２点目は、マーケティングオートメーションと連携し、利用者へ最適なソリューションを提案する。
３点目は、生成ＡＩチャットボットを活用し、リアルタイムでの対話を実現する。
４点目は、ＡＩＯ対応コンテンツの掲載により、ＡＩ検索にも能動的に対応する。
５点目は、現在、構築を進めている海外グループ会社のマーケティングサイトとも連携し、グローバル市場における課題解決型のマーケティングを展開予定となる。
同社は、今般のマーケティングサイトの運用開始を契機として、グローバルに対応する営業のフロント業務を同ウェブサイト経由で拡大し、デジタル技術の積極的な活用によるビジネス獲得、事業成長を目指していく。
