積水成型工業が大阪万博出展 和空間やスツールを設置

2025年09月02日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は、同社の100%子会社である積水成型工業が、ウィドゥ・スタイルと共同で、大阪・関西万博「大阪ヘルスケアパビリオン」内の「リボーンチャレンジ」ゾーンに出展した。
 コンソーシアム名を「和で創る健康寿命 間ma」とし、2025年9月2日~8日までの期間で、未来の健康な和空間を提案する。
 展示スペースでは、ウィドゥ・スタイルが製作する和空間をイメージした造作(ぞうさく)や日本古来の伝統畳の高級イ草の風合いと樹脂製の高い機能性を併せ持つ樹脂製畳「MIGUSA」を用いたスツール(一人用椅子)を設置する。スツールには、同社の介護向け離床・起き上がりセンサー「アンシエル」のセンシング技術を用いて、座った方のバイタル情報を測定し、裸眼3Dモニターに表示させることで、未来の健康管理を疑似体験できる。
 同社の独自のセンシング技術、介護向け離床・起き上がりセンサー「アンシエル」は、同社の発泡体技術・テープ加工技術を生かした圧電センサーを搭載し人体が発する振動周波数に高い感度を有し、僅かな変化を捉える。
 積水成型の樹脂製畳表「MIGUSA」は、日本独自の伝統文化である「畳」を1本1本織機で織る「伝統的な製法」と「引目」「目積」などの「伝統的な織柄」に徹底してこだわり、畳の常識にとらわれない柔軟な発想で、時代に合った畳を開発している。今回、光透過性や高衝撃緩和性能などの技術も閲覧できる。

バイタルセンサーで未来の健康管理を疑似体験

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アンシエル

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ミグサ

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