豊田合成は8月29日、1人乗り用の小型BEV(電気自動車)を開発・製造するKGモーターズに出資したことを発表した。
KGモーターズは、過疎化などで公共交通機関の維持が難しくなっている地域において、短距離移動に適した経済的かつ低環境負荷なモビリティの普及を目指しているスタートアップである。KGモーターズは、独自のモノコックボディ技術を核として、外装の樹脂化による軽量化と構造のシンプル化の組み合わせによる低コストかつ革新的な車両設計や、SNSで消費者に直接アプローチするマーケティング手法に強みを持っている。
同社は中長期経営計画(2030事業計画)において、新たなモビリティの実現を通じて社会に「安心・安全」を届けることを目指しており、小型モビリティ分野の知見を深めることを進めている。

