三洋貿易は8月25日、ダイバーシティ&インクルージョンの啓発、浸透のための社内イベント「D&I推進week」を8月25日~29日まで開催することを発表した。
「D&I推進week」は「多様な人材がいきいき働くことを阻害する『アンコンシャス・バイアス』に気づき改善をしていく施策」として昨年度より実施している。
昨年度の「D&I推進week」ではアンコンシャス・バイアス、多様性への認知向上を目的に開催した。男女がお互いの健康や身体能力の違いを理解できる講演会、取締役・執行役員のダイバーシティ宣言、障がい者の活動支援、ダイバーシティゲームなど、社員は一週間を通して、さまざまな形でD&Iに触れる機会を持った。その活動のなかで、D&Iの取り組みは一過性ではなく、継続的な発信と対話を通じて組織全体の理解と文化醸成を図っていくことが重要と考え、今年も開催した。
今年は、昨年から継続した「社長による開催宣言」「取締役・執行役員のダイバーシティ宣言」「障がい者の活動支援」に加えて、生理痛疑似体験講座や、昨年度まで育休を取得した男女5名の社員が語る「育休パネルディスカッション」を行う。また、9月29日に予定している社内イベント「納涼会」にて社員投票による「D&Iアワード(私のボスのここがすごい!新しい三洋のリーダーズ)」表彰式も行い、日々の業務の中でD&Iを体現し、模範となるような行動・取り組みをしている管理職を表彰する。
同社では人的資本経営施策の1つとして、多様な人材、多様な働き方を支援するための取り組み「Sanyo Work Style」を展開している。今後も顧客への「最適解の提供」のために、いきいきワクワク働く社員の増加をめざし環境整備を行っていくとしている。
