住友理工は8月22日、8月25日より「サステナモノづくりテックアワード」の募集を開始すると発表した。
同社はこれまで、「SDGs学生小論文アワード」を2014年から10年にわたり運営してきた。学生の方々の新鮮な意見を事業運営に生かし、持続可能な社会づくりを目指すことを目的に、そして未来を担う若者の育成に貢献する活動として実施してきた。
今年度からはテーマを刷新し、SDGsなどで挙げられている社会課題の解決に資する新しい技術やイノベーション、アイデアを募集し、学生ならではの独自の視点で具体的な提案をしてもらいたいと考え、同アワードを実施することを決定した。
応募期間は、8月25日~12月22日となる。応募された内容は、「包括性」「革新性」「社会性」「探求性」「実現性」の5つの観点から、有識者や同社従業員らによる選考を経て、最終審査会にて各賞を決定する。最優秀賞などには、助成金として総額200万円を贈呈し、提案したアイデアの研究開発を応援する。また、特に優秀なアイデアの提案者には、同社との共同研究の実施も検討している。
同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」の方向性の1つである「未来を開拓する人・仲間づくり」を強化して取り組んでいくために、今後もこのような活動を通じて、未来を担う若者の育成に貢献する活動を推進していく。
コンクール名は、サステナモノづくりテックアワードby住友理工、応募資格は、全国の大学生、大学院生(博士課程も可)、高等専門学校生(4・5年生)、留学生で個人または連名(連名の人数は5人まで)での応募可、応募期間は、2025年8月25日~12月22日、応募方法・規定は、特設サイトにて受付。審査基準は、包括性(SDGsのスローガン「誰一人取り残さない」という視点を持っているか)、革新性(社会課題の着眼点やモノづくりそのものにオリジナリティはあるか)、社会性(よりよい社会の実現を目指すという価値観を共有できているか)、探求性(提案する技術を深く考察し、探求できているか)、実現性(実現可能性を十分に検討できているか)となる。
助成金は、賞金総額200万円(助成金として)、受賞者発表は、2026年2月下旬予定となる。
2025年08月26日
