「すべてを持続可能に」を企業ビジョンとするミシュランは8月20日、8月13日にミシュランアーキテクチャ&デザインアワードのノミネートホテル5軒を公開したことを発表した。このアワードは、印象的な建築とインテリアで、滞在を豊かなものにする宿泊施設に授与される。
ミシュランガイドホテルセレクション、第1回目の「ミシュランアーキテクチャ&デザインアワード」のノミネートホテルは、ベネッセハウス(日本)、アトランティス・ザ・ロイヤル(ドバイ)、シェバラ・リゾート(サウジアラビア)、ローズウッドサンパウロ(ブラジル)、ヴィラ・ナイ3・3(クロアチア)の5軒となる。
ノミネートされたホテルは、世界のどの建物とも一線を画す独創的な外観を持っている。これらの空間をデザインした建築家たちは、単なる視覚的なインパクトを狙っているのではない。ホテルの建築とデザインは単に宿泊者の体験を補完するのではなく、体験そのものを目的として設計されている。
あるホテルでは、巧みな設計によって、滞在中まるでサンゴ礁の海に溶け込むように過ごす事ができる。別のホテルでは、革新的な建築技術で、砂漠の大地にいながら涼しさを感じられる屋外空間を生み出している。さらに別のホテルでは、島に点在する美術館とホテルの建物が一体化しており、ゲストはまるで生きたギャラリーの中で眠ることができる。
2025年10月8日、ミシュランガイドは、5軒のノミネートホテルの中から「第1回ミシュランアーキテクチャ&デザインアワード」1軒をパリの装飾美術館で発表する。また、同時に2025年のミシュランキーホテルも発表される。


