相模ゴム工業の26年3月期第1四半期売上高は17億9000万円で前年同四半期比22・7%増、営業利益は2億3900万円で同133・5%増、経常利益は3800万円で同85・6%減、四半期純損失は4100万円(前年同期は純利益1億7500万円)となった。
セグメント別では、ヘルスケア事業の売上高は14億5000万円で同31・0%増、営業利益は3億7200万円で同50・0%増となった。ラテックス製コンドームの値上げ効果により売上高は増加したものの、依然として収益は厳しい状況が続いている。また、ポリウレタン製コンドームは、越境ECを通じた販売拡大が寄与し、売上高が大きく伸長した。
プラスチック製品事業の売上高は3億500万円で同1・9%減、営業損失は1500万円(前年同期は営業損失2500万円)となった。プラスチック製品事業は、原材料価格の高止まりが続く厳しい環境下においても、生産プロセスの効率化やコスト管理の徹底、並びに販売価格の適正化を推進し、あわせて製品の安定供給にも注力した。
入浴・介護サービス及びその他の事業の売上高は3400万円で同13・6%減、営業損失は1300万円(前年同期は営業損失1600万円)となった。介護事業は、事業譲渡および事業所の閉鎖を計画的かつ着実に進めている。
26年3月期通期業績は、売上高61億円で前期比7・2%増、営業利益2億4000万円(前年同期は3300万円の営業損失)、経常利益1億4000万円で同73・2%減、純利益5000万円で同87・3%減を見込んでいる。
2025年08月18日
