西川ゴム工業の26年3月期第1四半期連結決算は、売上高が289億4300万円で前年同期比4・0%減、営業利益が17億5800万円で同16・8%減、経常利益が20億5800万円で同32・2%減、四半期純利益が14億6000万円で同20・6%減となった。
地域別では、日本の売上高は138億3600万円で同2・7%増、営業利益は5億100万円で同47・3%減となった。自動車生産台数が前年同期比で減少したものの、当社受注車種の影響などにより増収。営業利益は労務コストの上昇や内部統制強化プロジェクト対応のための支出などにより減益となった。
北米の売上高は114億3800万円で同5・7%減、営業利益は6億1200万円で同18・0%増となった。自動車生産台数が前年同期比で減少したことおよび邦貨換算為替レートの影響により減収、生産性の改善などを継続などで増益となった。
東アジアの売上高は21億5500万円で同19・7%減、営業利益は6800万円で同8・9%増となった。自動車生産台数が前年同期比で増加したが日本車生産台数減少の影響などにより、減収となったが、徹底した合理化活動の継続により増益となった。
東南アジアの売上高は28億2100万円で同13・6%減、営業利益は5億3700万円で同11・4%減となった。自動車生産台数が前年同期比で減少したことにより減収、営業利益も減益となった。
26年3月期通期の連結業績予想は、売上高は1100億円で前期比8・8%減、営業利益は66億円で同9・9%減、経常利益は80億円で同5・0%増、当期純利益は42億円で同6・1%増を見込んでいる。
