豊田合成は8月4日、国際的な評価機関であるCDPが実施する企業調査において、「気候変動」と「サプライヤー・エンゲージメント評価」の分野で最高評価を獲得したことを発表した。最高評価は気候変動では初、サプライヤー・エンゲージメント評価は6年連続となる。また、「水セキュリティ」ではリーダーシップレベルの評価を獲得した。
「気候変動」と「水セキュリティ」では、同社の2030年のCO2削減目標が国際機関(SBTi)によるSBT認定を取得したことや、水使用量と廃棄物も含めた着実な低減活動、TCFDのガイドに基づく積極的な情報開示などが評価につながった。「サプライヤー・エンゲージメント評価」では、仕入先様の環境活動のガイドラインを策定し、サプライチェーン全体でCO2低減などに取り組んでいることや、スコープ3の排出量の情報開示を行っていることなどが高く評価された。
今後も豊かな地球を未来に残すことを企業の使命と捉え、カーボンニュートラル、サーキュラーエコノミー、ネイチャーポジティブの実現に向けて、顧客や仕入先などとも連携して環境に配慮した事業活動を推進していくとしている。


