UBEは8月5日、26年3月期第1四半期決算説明会をオンラインで開き、石川博隆代表取締役常務執行役員CFOが説明した。26年3月期第1四半期売上高は1004億5900万円で前年同期比12・9%減、営業利益は29億5500万円で同1・5%増、経常利益は62億1200万円で同10・8%減、四半期純利益は43億6100万円で同9・2%減となった。
セグメント別では、パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業やエラストマー事業が含まれる樹脂・化成品の売上高は597億円で同11・4%減、営業利益は13億円(前年同期は7億円の損失)となった。パフォーマンスポリマー&ケミカルズ事業では、コンポジット事業は、自動車向けの国内需要が回復基調にあることから販売数量が増加。また、24年12月に欧州のマテリアルリサイクル樹脂製造会社を取得したことから増収となった。
ナイロンポリマー事業は、海外で食品包装フィルム用途等の需要が低迷したことで販売数量の減少、販売価格も下落して減収となった。カプロラクタム・硫安事業は競争激化で販売数量が減少し、販売価格も下落して減収だった。
エラストマー事業(合成ゴム)は増収となった。「需要自体は
2025年08月06日
