積水化学がグリーンボンド発行を予定 サステナ貢献製品提供を強化

2025年08月07日

ゴムタイムス社

 積水化学工業は8月4日、サステナブルな社会の実現に向けた取り組みを加速するため、サステナビリティ貢献製品の提供を強化するとともに、同取り組みについて幅広くステークホルダーの方々に周知し、資金調達面からも推進することを見据え、同社初のグリーンボンドの発行を2025年9月に予定していると発表した。
 同社債の名称は、積水化学工業株式会社 第8回無担保社債(社債間限定同順位特約付)(グリーンボンド)、発行年限(予定)は5年、発行額(予定)は200億円、発行時期(予定)は2025年9月、資金使途はグリーンファイナンス・フレームワークにて定めるペロブスカイト太陽電池に関する設備投資、研究開発の適格プロジェクトに係る新規支出または既存支出のリファイナンスに充当予定、ストラクチャリング・エージェントは大和証券、主幹事証券会社は、大和証券、SMBC日興証券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、野村證券、みずほ証券となる。
 同社債の発行にあたり、調達資金の使途、プロジェクトの評価と選定のプロセス、調達資金の管理、レポーティングの4つの要素について記載したグリーンファイナンス・フレームワークを新たに策定するとともに、グリーンファイナンス・フレームワークに関して外部機関である格付投資情報センターより国際資本市場協会の「グリーンボンド原則2025」および環境省の「グリーンボンドガイドライン(2024年版)」等との適合性に関する外部評価(セカンドオピニオン)を取得している。

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