TOYO TIREは8月1日、SUV用スタッドレスタイヤ「OBSERVE W/TーR」のサイズラインアップを拡充し、2025年9月より国内で順次発売すると発表した。
国内でのSUV人気は依然として高く、同カテゴリの新車販売台数は堅調に推移している。また、近年では、車両を自分好みにカスタマイズしてアウトドアやレジャーなどで活用するユーザー層が増えるなど車両のタイプや使用シーンの多様化が進んでいる。
「OBSERVE W/TーR」は、深雪や荒れた氷雪路での走破性を追求したSUV専用スタッドレスタイヤとなる。同社のオフロード向けタイヤで使用している大型のサイドブロックを採用、深雪路面でのトラクション性に効果を発揮するとともに、ワイルドで力強いデザインが好評を得ている。2020年の発売以降、デザイン性と併せて積雪路面を的確に捉えるトラクション性が、SUVやピックアップトラックのユーザーから支持されていたが、冬用タイヤへの交換時にも車両をカスタマイズするユーザーニーズを充足できるよう、今回、サイズラインアップを拡充する。
同社は中期経営計画「中計21」において、顧客志向を発掘・開拓することを掲げている。今後も市場におけるトレンドやユーザーのインサイトを的確に把握し、独自性の高い魅力ある商品を届けていく。
2025年08月05日


