横浜ゴムは7月31日、経営戦略と事業活動の全体像を包括的に報告する「統合報告書2025」を同日に発行し、同社のサステナビリティサイトで公開したと発表した。
同社グループは2024年度~2026年度までの中期経営計画「YX2026」のもと、事業戦略とサステナビリティの取り組みを一体的に推進し、事業活動を通じた地域および社会課題への貢献を持続的な企業価値向上に繋げていく活動を加速化している。
こうした経営戦略と事業活動の全体像に関してステークホルダーの正しい理解を得るため、業績や事業概要、経営戦略などの財務情報に加えて、社会、環境、人材、コーポレートガバナンスなどの非財務情報を体系的に捉えて報告する統合報告書を2022年から発行している。
同報告書は国際会計基準(IFRS)財団が提唱する「国際統合報告フレームワーク」や経済産業省の「価値協創ガイダンス」を参考とし、同社の重要課題に沿った構成としている。
「統合報告書2025」では「日経統合報告書アワード」で優秀賞を受賞した昨年版をベースとしながら、同社グループがどのように「YX2026」を達成し持続的な成長を果たしていくのかについてより深い理解を得るため、グローバル戦略やOHT、技術・生産などステークホルダーからの関心が特に高い戦略の情報を充実させた。また、非財務情報については国際統合報告評議会(IIRC)が提唱する6つの資本との相関性をより強く意識した構成としている。
同社グループは今後も様々な機会を通してステークホルダーとのコミュニケーションを図るとともに、「統合報告書2025」を含め公平かつ透明性のある情報開示を積極的に行っていく。
2025年08月04日

