カワタの26年３月期第１四半期連結決算は、売上高は47億５３００万円で前年同期比０・０％増、営業利益は４億２９００万円で同２４４・４％増、経常利益は３億９６００万円で同59・０％増、四半期純利益は２億６０００万円で同79・１％増となった。
セグメント別では、日本の売上高は33億７５００万円で同１・７％増、営業利益は４億２２００万円で同84・６％増となった。引き続き電気自動車（ＥＶ）向けのリチウムイオン電池関連の売上は低調であったものの、フィルム・シート関連、医療向け等の非プラスチック関連の売上が増加した。
損益面では、生産効率の向上による原価低減や諸経費の削減等により売上総利益率が改善し、販売費及び一般管理費が減少した。
東アジアの売上高は９億６３００万円で同20・４％減、営業損失は７４００万円（前年同期は３５００万円の営業損失）となった。
東南アジアの売上高は４億７９００万円で同10・３％増、営業利益は３００万円（前年同期は２１００万円の営業損失）となった。
北中米の売上高は２億２８００万円で同８８１・１％増、営業利益が３７００万円（前年同期は４２００万円の営業損失）となった。
26年３月期連結業績予想は、売上高が１８６億円で同10・４％減、営業利益は４億２０００万円で同57・３％減、経常利益は４億１０００万円で同60・３％減、当期純利益は１億９０００万円で同67・０％減を見込んでいる。
