豊田合成の26年3月期第1四半期業績は、売上収益は2604億1700万円で前年同期比1・5%減、営業利益は183億7300万円で同6・7%増、税引前利益は182億3300万円で同0・7%減、四半期利益は134億7300万円で同13・8%増となった。顧客の生産台数増加はあるが、円高による為替影響等により減収。増販効果や原価改善等で営業利益は増加した。
セグメントの業績は、日本の売上収益は1071億円で同4・1%増、営業利益は25億円で同17・7%減となった。顧客の生産台数増加等により増収となったが、昇給影響や固定費の増加等により減益となった。
米州の売上収益は1039億円で同5・3%減、営業利益は107億円で同10・6%増。売上収益は顧客の生産台数増加等はあるが、円高による為替影響等により減収。営業利益は増販効果や原価改善等により増益となった。
欧州・アフリカの売上収益は76億円で同13・1%減、営業利益は5億円で同24・2%減となった。売上収益は顧客の生産台数減少等により減収。営業利益は減販影響等により減益となった。
中国の売上収益は208億円で同12・8%減、営業利益は6億円で同240・2%増となった。売上収益は顧客の生産台数減少等により減収。営業利益は原価改善や固定費の削減等で増益だった。
アジアの売上収益は325億円で同2・3%増、営業利益は27億円で同10・3%増となった。売上収益は、顧客の生産台数増加等で増収。営業利益は増販効果や原価改善等により増益となった。
インドの売上収益は109億円で同5・7%増、売上収益は9億円で同6・4%増となった。売上収益は顧客の生産台数増加等で増収、営業利益は増販効果や原価改善等により増益となった。
26年3月期通期業績は、売上収益1兆円で前期比5・6%減、営業利益550億円で同8・1%減、純利益380億円で同4・6%増を見込んでいる。
