日本ゼオンは7月31日、7月26日に山口県周南市のゼオンアリーナ周南にてバレーボール交流会を開催したことを発表した。本交流会は、昨年4月に同社がネーミングライツを取得した同施設における同社主催イベントであり、今年で2回目の開催となった。当日は岡山県倉敷市に拠点を置き、V.LEAGUEに所属する女子バレーボールチーム・倉敷アブレイズを招いて行われ、周南地域のチームを中心に総勢215名が参加し、汗を流した。
交流会は、後援:周南市、協力:周南市バレーボール協会のもと行われ、倉敷アブレイズ所属選手による小中学生向けバレーボール教室、および徳山商工高等学校、周南公立大学バレーボール部との合同練習会がそれぞれ実施された。
開会式においては、同社徳山工場の本間工場長が準備・運営に携わった関係各位への謝意を述べると共に、参加した子供たちに向けて「夢の実現に向けて、倉敷アブレイズの選手から技術を学んでください」と挨拶した。また来賓で招かれた藤井律子周南市長は、倉敷アブレイズへの歓迎の言葉と共に、「プロのバレーボール選手から直接指導を受けられる貴重な機会です。選手に負けない情熱で元気にプレーし、楽しく充実した一日を過ごしてください」と挨拶した。
小中学生向けバレーボール教室には11チームの参加があり、プロ選手の熱心な指導を受け夢中で取り組む姿が印象的であった。また高校生、大学生との合同練習会では、プロ選手の高度な技術を吸収しようと真剣に取り組む姿が見られた。最後に行われた倉敷アブレイズ所属選手による紅白戦では、息をのむラリーの応酬に観客の視線が釘付けとなっていた。
なお、徳山工場は今年で操業60周年を迎える。本交流会を通じて、未来を担う若手の育成に貢献できることを願うとともに、これからも地域共生を大切にし、社会の期待に応える活動を継続していくとしている。


