豊田合成が血糖管理プログラム導入 従業員の生活習慣改善をサポート

2025年07月28日

ゴムタイムス社

 豊田合成は7月24日、従業員向け「血糖管理プログラム」を導入したと発表した。
 同社は、新事業開拓の取り組みにおいて、ヘルスケア分野のスタートアップとの連携で健康経営を支援するサービスの社会実装を目指している。今回、その第一弾として、Provigateの技術を用いた「血糖管理プログラム」を導入した。
 このプログラムでは、同社の健康保険組合の糖尿病リスクが高い被保険者を対象に血液検査キットを提供し、一般的な検査より高い頻度(1週間単位)で平均血糖の傾向を可視化する。食事や運動などの血糖への影響を把握しやすくして、糖尿病の予防につながる行動変容を促進し、健康寿命を延ばすことを目指す。
 現在、従業員の心身の健康を高めて事業成長を目指す企業が増えている。同社はProvigate社などと共に、生活習慣の改善をサポートする健康経営の推進モデルを築き、他社へサービスを提供していく予定となる。
 血糖管理プログラムの概要は、週次の平均血糖を反映する「グリコアルブミン」(糖化物質)を郵送で検査できる新たな技術(glucoreview)を活用し、簡単・明瞭で、続けやすい「週1回の血糖モニタリング」で、糖尿病の予防につながる行動変容を促進する。

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