横浜ゴム山石会長CEOが寄附 平塚ろう学校へお米を寄贈 

2025年07月23日

ゴムタイムス社

 横浜ゴムは7月18日、山石昌孝代表取締役会長兼CEOの申し出により7月17日に同社の近くに所在する神奈川県立平塚ろう学校に、山石氏個人から米60kg(5kg×12袋)を寄贈したと発表した。寄贈した米は同校の寄宿舎で共同生活する生徒の食事に使用される。

 平塚ろう学校は間もなく創立100年を迎える歴史ある学校で、聴覚に障がいのある幼児から高校生までを受け入れている。同社は同校の学校運営協議会の委員を務めていることに加え、同社開催の地域イベントに同校の生徒やOBに協力を仰ぐなど長年にわたって交流を深めてきた。また、同校出身者の中には同社グループの一員として共に働く仲間もいる。こうした中、昨今の米不足や価格高騰を受けて山石氏より「個人的な気持ちとしてお米を贈り支援したい」との申し出があり、今回の寄贈に至った。平塚ろう学校の方々からは感謝の言葉と感謝状を贈られた。

 同社はサステナビリティ・スローガンとして「未来への思いやり」を掲げ、事業活動を通じた社会課題への取り組みにより、共有価値の創造を図っている。また会社としての活動だけでなく、従業員一人ひとりの社会貢献に対する視野を広げてもらいたいとの思いから、2016年に従業員による社会貢献基金「YOKOHAMAまごころ基金」を設立した。従業員の意志で支援活動やボランティア活動などに参加し、社会との接点を増やしていく取り組みをサポートしている。

寄贈された米を手にする平塚ろう学校の杉崎郁夫校長

寄贈された米を手にする平塚ろう学校の杉崎郁夫校長

贈呈された感謝状

贈呈された感謝状

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