UBEが堺工場に新棟新設 情報収集や開発速度を加速

2025年05月26日

ゴムタイムス社

 UBEは5月23日、大阪府堺市の堺工場内の大阪研究開発センターに「スペシャリティマテリアルアプリケーション棟」を新設し、同日開所式を執り行うとともに運用を開始したと発表した。
 同施設は、ナイロンおよびその他エンジニアリングプラスチックを中心としたコンポジットのイノベーションを生み出し、グローバルに発信する中核拠点となる。
 コンポジット材料開発からアプリケーション開発までを一貫して効率的かつスピーディに行うとともに、社会やマーケットのニーズに即応した体制で、顧客と共同でのアプリケーション開発を促進し、革新的な手法で新たな価値を提供することを目的としている。
 同社は、長年にわたりコンポジット事業の開発拠点を山口県宇部市の宇部ケミカル工場内に置いてきたが、大阪研究開発センターへの機能集約により、海外を含めた顧客や営業拠点とのアクセスを強化し、情報収集や開発速度をさらに加速させ、時代に合った製品開発を速やかに実現していく。

スペシャリティマテリアルアプリケーション棟外観

スペシャリティマテリアルアプリケーション棟外観

スペシャリティマテリアルアプリケーション棟正面

スペシャリティマテリアルアプリケーション棟正面

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