豊田合成は3月14日、経済産業省が推進する「パートナーシップ構築宣言」の取り組みにおいて、優良企業として「テーマ特別賞(GX表彰)」を受賞し、3月13日に東京都内で開催された第3回パートナーシップ構築シンポジウムで表彰されたと発表した。
パートナーシップ構築宣言は、発注者である事業者が、サプライチェーン全体の付加価値向上・共存共栄を目指すことを宣言するもので、2020年5月に導入され、同社は同年8月に宣言した。
今回の受賞では、仕入先と進めているCO2排出量の低減活動において、テーマの策定や実績管理、ロードマップ策定支援の仕組みといった、仕入先ごとの課題に寄り添い共に解決を目指す伴走型の取り組みが評価された。
同社と仕入先とはオープンで対等な関係を基本に、製品開発や人材育成、環境負荷低減などにおける連携を通じて相互の企業体質の強化に努めている。環境対応においては、同社の教育施設「省エネ道場」を通じたCO2削減の好事例の共有や、100社以上の仕入先に参加してもらう年2回の「カーボンニュートラル活動促進会」での情報共有・困りごと解決などを通じて、脱炭素の取り組みを推進している。
今後も、日本のモノづくりを支える仕入先とのパートナーシップを深化させながら、持続的な成長を目指していく。
2025年03月17日