住友理工と同社従業員が出資する「住友理工あったか基金」は12月25日、まちづくりなどの地域貢献活動を支援するプログラム、住友理工「夢・街・人づくり助成金」の審査会を実施し、今年度20団体の申請事業を採択、決定したと発表した。
この採択は、有識者、NPO法人、同社からなる審査委員によって厳正な選考・審査を経て、決定したものとなる。
このプログラムは、「みんなが住みたい街・住みたくなる街」をテーマに、同社の社会貢献活動の5つの重点分野「ダイバーシティ」「市民活動」「青少年の育成」「自然環境との共生」「まちづくり」において、SDGs達成への一助となる市(町)民活動に取り組む団体の活動を対象にした助成金交付制度で、2010年に同社小牧本社・製作所のある愛知県小牧市にて創設した。
現在、同社製作所・事業所および関連会社5拠点における事業所周辺地域の市民活動を支援しており、これまでに各地域の団体から申請された事業に助成交付を行った数は、合計227事業となった。
同社グループは、経営ビジョン「2029年住友理工グループVision」において、「自然と都市と人の空間が繋がるグリーンで快適な社会」の実現を目指している。地域と共生する企業として、このプログラムを通じ社会課題が解決され、住みたい街、住みたくなる街へ向けて、皆とともに貢献していく。
2024年12月26日