バルカーは11月28日、設備点検プラットフォーム「モニプラット」の導入企業数が2023年4月のローンチから累計1000社に達したと発表した。
「モニプラット」は、企業の設備点検業務をデジタル化し、リアルタイムでの監視やトラブルの早期発見を実現するプラットフォーム。設備点検のデジタルトランスフォーメーション(DX)を推進し、安全性の向上と業務の効率化に大きく貢献している。
導入企業からは、「20設備以下であれば無料で利用でき、スモールスタートがしやすい」、 「スマホで点検や承認申請が完結するので200以上の設備を点検する業務が非常に効率 的になった」等と高く評価をもらっている。
また、ユーザーのフィードバックに基づき、アジャイル開発手法を用いて新機能の設計、実装、テスト、評価、改良を迅速に行っており、常に使いやすさを追求した機能のアップデートが好評となる。
特に導入企業が急速に増加している理由として、当初想定していた製造業以外の業種にも広く活用されている点が挙げられる。
「DX推進」「ペーパーレス化」「点検の集中管理」など、さまざまなニーズに柔軟に対応できることが、多様な業界での導入につながっている。
今後は、設備の定期点検を時間で管理するTBM(時間基準保全)機能を強化するとともに、設備の状態に応じてメンテナンスを行うCBM(状態基準保全)の追加など、機能の拡充を進めていく。
「モニプラット」は、あらゆる設備を一元的に管理できるプラットフォームとして、引き続きユーザーにとって使いやすく満足してもらえる価値を提供していく。
2024年11月29日