住友グループは10月10日、⼤阪・関⻄万博への住友館出展・展⽰情報を発表した。
同社は⼤阪・関⻄万博への出展にあたり、着々と準備を進めている。今回のパビリオン出展では、これまで培ってきた英知や技術、⼈材を集結させ、同社グループの総合⼒で社会課題に挑む。⼈々の⼼を動かし、時代に変化を与え、未来への希望を創出できるような展⽰や、夢のあるエンターテイメントを通じて、みなが集い語れる場にしていく。
「住友の森の⽊々たち」は、屋根・外壁に約1000本使⽤している。同社グループが保有する「住友の森」で先⼈たちが植えた⽊々たちで、「1本1本の⽊々を無駄にしたくない、1本1本のいのちを⼤切にしたい」との想いから、約1000本の⽊々を⽊材資源として余すところなく利⽤し、⽊のぬくもりと安らぎのある「住友館」をつくりあげている。
住友館は、2つの展⽰体験を発表している。1つ⽬は、ここにしかない森の中を巡るインタラクティブ体験「UNKNOWN FOREST〜誰も知らない、いのちの物語〜」。2つ⽬は、2025年より先の未来に向けて苗⽊や⼟に触れる体験型プログラム「植林体験」の実施となる。
同社は、⻑い時間を重ねてきた森との関わりの中で、森にある多様な価値を⾒出した。わたしたち⼈間では知ることができなかった学びをここにしかない森の中で、来場者の方々にはランタンを⽚⼿に、光や⾳を⽤いたインタラクティブな体験を通し、様々ないのちの物語/UNKNOWNと出会う機会を提供する。
森を巡る体験を終え、来場者の前に現れるのはおよそ幅20m×⾼さ7・5mの「パフォーミングシアター」となる。空間に漂う⾵や霧が来場者の感覚を揺さぶり、複層の映像スクリーンと⾳楽・⼈が融合する⼤迫⼒の演出でUNKNOWN FORESTのクライマックスを迎える。
その他、2025年よりも先の未来に向け、みなさまにも参加いただける「植林体験」イベントを実施する。万博期間中に、苗⽊を約1万本⽤意し、苗⽊や⼟に触れる体験型プログラムを実施する。
住友館は、様々な分野のクリエイターとのコラボレーションを予定している。既に対外的に発表しているUNKNOWN FORESTの展⽰体験コンテンツのコラボレーションや、住友館アテンダントスタッフのユニフォームの他、2025年4⽉13⽇の開幕に向けて順次発表をしていく予定となる。