AIで未来の味わい体験 ブリヂストンが提案

2024年05月27日

ゴムタイムス社

 ブリヂストンは5月23日、同社内ベンチャーであるソフトロボティクスベンチャーズが、6月4日(火)から16日(日)まで、東京ビッグサイトで開催される「FOOMA JAPAN2024」と、渋谷区にある体験型ストア「b8ta Tokyo―Shibuya」で、ゴム人工筋肉を使ったソフトロボットハンド「TETOTE」(てとて)と「TETOTE no NAKAMA」であるDoosan RoboticsのAIカクテルバー「Mix Master Moodie」を組み合わせて、未来の味わい体験を提供すると発表した。
 同社は、タイヤやホースの開発・生産におけるノウハウを活用したゴム人工筋肉 (ラバーアクチュエーター)を用いて、ゴムの力を活かしヒトに寄り添い、協働する柔らかいロボットで「安心・安全なヒト・モノの移動と動き」、さらに人々の生活を支えるソフトロボティクス事業に挑戦している。
 年初にラスベガスで開催された世界最大規模のテクノロジーの国際見本市「CES24」と5月のシカゴで開催された北米最大級の自動化関連展示会「Automate」にてDoosan Roboticsとコラボレーションし、大変好評いただいた「TETOTE no NAKAMA」である「Mix Master Moodie」を展示する。「Mix Master Moodie」はAlを搭載しており、表情や気分に基づきカクテルを提案し、未来の味わい体験を提供する。(実際の飲食は不可)
 また「TETOTE」は高い汎用性、柔らかい食品だけでなく、生の食材を掴むことも可能になり、これまで以上に幅広いシーンでの提案が可能になった。「Mix Master Moodie」がカクテルを作っている間に、「TETOTE」で様々な食品を優しく掴む様子を見ることもできる。

技術セミナーのご案内

ゴムタイムス主催セミナー