合成ゴム好調も減収減益 大阪ソーダの24年3月期

2024年05月14日

ゴムタイムス社

 大阪ソーダの24年3月期決算は売上高が945億5700万円で前年同期比9・3%減、営業利益は104億9200万円で同32・6%減、経常利益は120億800万円で同30・0%減、当期純利益は76億5000万円で同27・6%減となった。

 セグメント別でみると、機能化学品の売上高は291億3300万円で同8・6%減となった。合成ゴム関連では、エピクロルヒドリンゴムは、自動車生産台数の回復に伴い、売上高は増加した。アクリルゴムは国内外で新規採用が進んだため、アジア向けを中心に売上高は増加した。ダップ樹脂は、国内および欧米で需要は低迷したが、中国向けが好調に推移したため、売上高は増加した。アリルエーテル類では、欧米および中国で塗料用途を中心としたシランカップリング剤向けの需要低下に加え、市況の軟化により、売上高は減少した。

 基礎化学品の売上高は362億7200万円で同14・3%減となった。クロール・アルカリは、水島工場の製造設備不具合の影響や需要低下により販売数量が減少したものの、原燃料価格高騰に伴う製品価格の上昇もあり、売上高は増加した。エピクロルヒドリンは、製造設備不具合の影響による販売調整に加え、エポキシ樹脂の需要低下や市況の軟化により、売上高は減少した。

 通期の連結業績予想は、売上高は1030億円で前期比8・9%増、営業利益は160億円で同52・5%増、経常利益は168億円で同39・9%増、当期純利益は115億円で同50・3%増を見込んでいる。

 

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