樹脂窓リサイクルビジョン策定　ＶＥＣら検討委員会が取り組む

　塩ビ工業・環境協会（ＶＥＣ）は２月21日、樹脂窓リサイクルビジョンについて記者説明会を開催した。

　樹脂窓リサイクルビジョンが生まれた背景として、日本の樹脂窓は１９８０年頃、寒冷地である北海道を中心に広く普及し、すでに北海道では廃棄され、大部分の樹脂窓が最終処分されていた状況だった。その処分量は喫緊に解決すべき重要な課題のひとつとなり、その課題に解決すべく、２０１９年に「樹脂窓リサイクル検討委員会」を発足したという。樹脂窓のリサイクルシステム構築に向けた「樹脂窓リサイクルの意義」、「樹脂窓リサイクルの目標」、「リサイクルの仕組みづくり」、「再生材活用の留意点」についての議論を重ね、